タイヤチェンジャーの使用方法
タイヤはコツさえ解れば、タイヤレバーを使えば交換する事ができます。しかし、少し力が必要ですので数本換えると非常に疲れます。タイヤチェンジャーがあれば、ホイールに傷が入る事無く、簡単に素早く、疲れること無く作業ができます。
タイヤチェンジャー
このタイヤチェンジャー(コーギーA2010TI)はブームが自動起倒するプロ向きのフルオートタイプのインフレーター付きです。
当店のような規模の中古車店には普通は導入していませんが、サービス向上の為に導入いたしました。
調達から設置まで全て自分でしましたので、安かったです。
タイヤチェンジャー使用方法
まず、ムシを外して、タイヤの空気を抜きます。
タイヤチェンジャーの脇に付いている、ビードブレーカーにてタイヤの裏表のビードを落とします。
レバーを踏むだけでエアーの圧力を使用して、このようにビードを落とす事ができます。
そして、ターンテーブルにタイヤを乗せて、チャックします。
このタイヤチェンジャーのターンテーブルは三相200Vモーターで駆動しています。ガソリンスタンドなどは防爆の為にエアーで駆動するみたいです。
チャックはエアーシリンダーにてロックします。
ビードを外す為のアタッチメントを当てがって、ロックします。このタイヤチェンジャーはフルオートタイプなので、エアーでちょうど良い隙間を自動で作り、ロックします。
ビードにタイヤレバーを差込み、ビードを外します。この時にアタッチメントがあるので、リムに傷がつかないようになっています。
次に奥のビードをタイヤチェンジャーのガイドに掛けて、ターンテーブルを右回転させるとタイヤが外れます。
組み付けしやすくする為に、タイヤのビード部分にタイヤワックスを塗ります。
タイヤチェンジャーアタッチメントのガイドに合わせてタイヤをセットして、ターンテーブルを右回ししてタイヤを組み付けします。
バルブにマークを合わせてから組み付けします。
このマーク部分が一番軽い部分になるので、ホイールで一番重い、バルブ部分を合わせます。
最後に
空気を入れてビードをリムに入れたら、完成です。
ここで、空気が抜けてエアーが入らない場合は、インフレーターを使ったり、組み直したり、リングを使ったりします。ひっぱりタイヤに多いです。最終的には、ガスを爆発させて入れるという荒技もあります。
また、空気を入れてもビードが上がってこなかったりした場合は滑りを良くします。