HIROBO スカディ50EVO SWM
私はスカディでスタントが出来るようになりました。当時は練習には最適なヘリだったと思います。クラブ員のほとんどが持っていた機体でした。
スカディの印象
同じクラブの方から墜落したスカディ2機(50クラスと30クラスの部品取り)とジャンクエンジン(OS-50SX-Hハイパー)を5000円で買い、約2万円かけて修理しました。
もう1機スカディの50クラスを持っていたので、ほぼ新品の32SX-Hを搭載しました。50仕様なので、両引き(プッシュプル)で舵の入り方が良いし、負荷を掛けてもサーボのトラブルが発生しにくく安心です。
私はこの仕様(32SX+ファンテックFT-550-3D対称グラス)で背面ホバリングとオートロが出来るようになりました。
その後、32SXではパワー不足を感じるようになり、50SXパイパーのピストンリングとベアリングを交換してエンジン換装しました。
そして、HPMからSWM(ccpm)へ組み替えをして、3D練習機になっています。SWM(ccpm)の方がレバー比の関係からピッチなどの反応がよく、最高です。今後はccpmの機体しか買わないと思います。
スカディの長所
- 部品が手に入りやすく、安い。
- ギヤのバックラッシュ調整不要。
- 両引きリンケージ。
- 芯出しがエンジン搭載前にスターターシャフト先端まで出来る。
- オプション部品が無くても非常によく飛ぶ。
- オプション部品が多数出ている。
スカディの短所
- 激しい飛行をするとワンウェイクラッチが壊れる。(私はクイックの金属ケースを使っています)
- 激しい飛行をするにはダンパーが弱い。(私はMプロのスペシャルハードダンパー(Oリング式)を使っています)
現在の仕様
スカディ50EVO SWM(ccpm)
●エンジン OS-50SX-Hリング ハイパー(リアベアリングのみボールが1個多いタイプ)
●マフラー ハットリ 50NS-3D・2
●受信機 R5114DPS → R6014FS(2.4GHz)
●サーボ フタバ s9255(エルロン、エレベータ、ピッチ) → BLS252(ブラシレスサーボ)
フタバ s9254(ラダー)
ハイテック HS81(スロットル)
●ジャイロ フタバ GY401
●メインローター CF3D → ファンテック3Dカーボン → DY F50ST620mmグラスファイバー
●テールローター 純正 オプション部品
●焼入れステンレスドラッグボルト(2532-044)
●フレイヤテールハウジング
●SD DTDSセット
●EXカウンターギヤ17T
●JRローハイトスキットフット
●クロスメンバー
●クイック スワッシュプレート
●クイック ウォッシュアウトベース
●クイック メタルワンウェイハウジング
●Mプロダクト スペシャルハードダンパー(Oリング式)
キャップスクリューはほとんどステンレスに変更(サビて見た目が悪い為)
ナットはナイロンナットやステンレスナイロンナットに変更(緩み防止の為)
改良
HPMからSWM(CCPM)へ組みなおしました。SWM(CCPM)にするとピッチ方向のレスポンスが良くなり、鋭い動きが可能になります。リンクの数が減るので、リンケージのガタも減少します。
軽量化の為に、スロットルサーボをマイクロサーボ(ハイテック HS81)へ変更して40g軽くなりました。値段も約1800円とお手軽価格です。
今まではフレイヤのローハイトスキットを使っていましたが、より軽いという事なのでJRのローハイトスキッドに変えました。
パイプ径は10mmから8mmになりました。
約60gも軽くなりました。
より軽量にする為に肉厚0.5mmのパイプを使用しました。純正からだと1/4以下の重量になってると思います。
パイプベンダーで曲げ加工をしました。
スキッドパイプキャップを作りました。
簡単に切削できるのと、軽量に仕上がるという理由で、木の丸棒から削り出しました。
鉄工用のボール盤を横倒しにして、簡易木工旋盤としました。ノミを当てると気持ちがいい位にサクサク削れました。
鉄工用の卓上旋盤が欲しくなりました。
右がヒロボー純正のスキットパイプキャップです。
重量は純正の半分以下です。
取り付けしました。
燃料を吸ってはいけないので、エポキシボンドをうっすら塗りました。
まさか木だとは誰も気付かないでしょう。木目ですぐにバレるかも・・。
その後
メインローターをDYプロダクト F50STグラスへ変更しました。620mmなので、以前使っていたファンテックの3Dカーボンより20mm長くなっています。
ファンテックのカーボンは度重なる3Dにより、新品と比べるとコシが無くなっていました。ネジったり、曲げたりするとミシミシと音がします。長く使えるローターでは無いですね。
F50STへ交換すると、舵のキレがよくなり、ピッチレスポンスもよくなりました。620mmなので、ストールターンの昇りが気持ちいいです。オートロの最後の浮きもいいです。しかし、620mmローターは抵抗が増えるので、カーブの変更が必要です。
飛行動画
3D飛行動画 約47MB
公開終了しました。