エアコン室外機の遮熱効果、DIYでエアコン効率アップ!電気代削減!
エアコンは熱交換をしています。冷房時は室内の熱を室外へ放出する事により、涼しくなります。エアコンの効率の考えると、室外機の熱放出はとても重要なので、ここをDIYで改善します。
よしず・たてすの設置
今回はよしず(たてす)を設置するだけです。室外機本体と室外機周辺の温度を下げて、室外機の熱放出効率を上げて、エアコン(冷房)の効きを良くします。ついでに、電気代削減とエコにもなります。
よしず設置前
店舗の事務所に設置しているエアコンで検証しました。
室外機は南向きで室外機本体や周辺温度も高く、15時以降は冷房の効きが悪かったです。
よしず設置後
画像のようによしず(たてす)を設置をしました。
15時位から効きが悪かったので、西日を意識して、西側にオフセットしています。また、室外機の前からは熱交換後の温風が出ますので、若干斜めして、画像の手前側へ排気して同じ空気を循環させないように配慮してみました。
エアコン能力が一番低い機種(2.2kw)という事もあり、効果は抜群で、とても冷えるようになりました。
よしず・たてす遮熱の効果
赤外線温度計にて、表面温度を計測しました。
周辺温度(アスファルト舗装表面温度)
よしず・たてす設置前の床(アスファルト)の表面温度です。
摂氏54.8度を表示しています
よしず・たてす設置後の表面温度です。
日陰になりますので、摂氏44.0度になり、10度以上も温度が下がりました。ここへ入るだけで、涼しさを体感できます。
周辺の気温は計測していませんが、結構下がっていると思います。
エアコン室外機の本体ケース温度
エアコン室外機の本体ケースの表面温度も計測してみました。
摂氏45.2度を表示しています。
よしず・たてす設置後は本体ケース温度が4度程下がりました。
ケースの裏側はファンにより強制空冷されているので、変化は少ないですね。
エアコン本体を遮熱塗料で遮熱する方法もありますが、効果は少ないと思います。また、室外機のみを遮熱する商品がありますが、同じく効果は少ないです。
ポイントやはり、空気により冷却しているので、吸入温度をいかに下げるかが重要な要素だと思います。周辺の温度を下げて、吸入温度を下げるように、地面や壁を遮熱しないといけないようです。