キレイに出来る、石川式網戸張替え方法
網戸張替えは比較的簡単なDIYリフォームですので、気軽に網戸張替えに挑戦して頂ければと思います。石川式を使えば、網を止めるクリップなんて必要ありません。簡単に、キレイにまっすぐアミを張る事が可能です。
網戸をキレイに張るにはコツ(裏技?)があります。NHKのDIY番組や本などでも網戸張替え方法が紹介されていますが、一般的な方法ではなかなかキレイに網戸を張替えできません。
左の画像のようにアミの幅がギリギリの場合はまっすぐ張らないと網が止められなくなります。網戸張替えをした事がある人は左の画像のように、まっすぐ張るのが難しい事が解ると思います。
しかし、私の考えた、石川式網戸張替え方法を使えば、DIYで簡単に、キレイに張ることができます。アミド張替え業者以上のノウハウをゲットできるかもしれません。
網戸張り替え道具の説明
網戸張替えに必要な工具は、網戸のゴムを入れる為の押さえローラーとカッターナイフ、たったこれだけです。
カッターは私のこだわりで、0.2mm厚のクロス用OLFA特選黒刃を使用しています。普通のカッターと比べて、非常に薄いので切れ味抜群ですし、カッターの跡が気にならなくなります。
まず、押さえローラーは画像のように片側だけ外径が大きくなっています。
おさえローラーで網戸を固定するゴムを溝に入れると、この外径の大きい側のゴムを押さえ込み、外径の大きい側のアミを引っ張る事になります。これを理解しておいてください。
この押さえローラーを説明した網戸張替え解説ページは、このページを作った時にはありませんでした。このポイントがかなり重要なのです。
網戸張り替え方法
まず、基準になる部分から張っていきます。
基準にするので、長い方の辺から張っていきます。短い辺から張ると解説しているページもありますが、うまくいきません。基準は長い所で正確にする必要があります。
この時にローラーの外径が大きい方を外側にしてゴムを入れていきます。
今回基準はアミの端にある3本のラインの一番内側を網戸のツラに合わせるように張りました。この時、必ず基準より中に入るように張ってください。
画像の左側が基準に合っている状態です。
そして、右側が少し入り込んでいます。
基準より入っている部分のアミを手で引っ張り、基準の所に合わせます。
するとゴムが浮き上がってきます。
そして、浮き上がったゴムを入れ込みます。
ここで、押さえローラーの外径の大きい側を網戸の内側へ向けて、ゴムを入れ込みます。
すると、内側のアミが引っ張られて、基準に合ったままの状態でゴムを入れる事が出来ます。
どうです?端が揃っているでしょう。これで基準をまっすぐ貼ることができました。
この基準がきちんと出来ているかどうかで、仕上がり具合に90%影響します。
逆に言えば、これさえ出来ればキレイに張替えできたようなものという事になります。ココまでがちょっと時間が掛かりますが、後は気にせずにゴムを入れるだけですので、ここからは早いです。
そして次はその反対側のアミを張ります。多くの網戸張替え解説ページは右回りに張ると説明していますが、それではキレイに張れません。
押さえローラーの外径の大きい側を内側にしてアミの目を合わせてからアミを軽く引っ張りながら押さえゴムを入れてピンピンに張っていきます。
その後、残っている2辺も押えローラーの外径が大きい側を内側にして、同じようにアミを張ります。
初めの基準がしっかり出ているので、ピンピンに張ればキレイに張れていると思います。
あと、反対側を張るので押さえゴムは2本使って1周を張ることになります。
後は、画像のようにカッターでアミを切ります。
切れ味を保つ為に、カッターの刃は頻繁に折って新しい刃を使用します。私は1辺切ると刃を折っています。
この0.2mm厚のカッターは折る事の出来る刃数が普通のタイプより多いので経済的です。
アミを切るとこのようなヒゲが出ますのでカッターで切ります。
石川式網戸張替え方法を実施すると、まっすぐアミを張れるので、このヒゲがほとんど出ません。一般的な網戸張替え方法ですると、ヒゲが出まくり、網目も揃いません。ヒゲが大量に出るという事はまっすぐに張れていないと言うことになります。
石川式網戸張替え方法をマスターしてDIYを楽しみましょう!ホームページやブログがある人はこの石川式網戸張替え方法を紹介して下さいね。詳しい方法として、このページをリンクして下さい。
現在、ビックリする位、多数のホームページ&ブログにて、このページを紹介して下さっているようです。みなさん、うまく張り替えできているようで、このページを作って本当によかったと思っています。