子供の教育

私の思う、子供の教育について書きたいと思います。私の子供はまだ10歳と8歳、6歳の男の子、そして2歳の女の子です。実践して実証されたものもありますが、机上の空論もあります。一つの教育法として読んでいただければと思います。

最終的に子供はどういう大人になればいい?(教育目標)

まず、日本国民には三大義務というものがあります。勤労の義務、納税の義務、子供に教育を受けさせる義務です。つまり、子供に教育を受けさせ、将来勤労し、納税する大人にしなくてはいけないという事です。私は親として子供が成人(20歳になるか、婚姻)するまでにちゃんとした大人に教育しなければいけないと思っています。では、どのような能力が必要でしょうか?

最低限必要な能力

私が思う重要な項目は下記の内容です。

  1. 生存する為に生きる方法を知っている。
  2. その場のルールを理解し、守る。

この二つは犬やサルなどの集団生活している動物でも当てはまる教育です。

1はエサの取り方や寒さをしのぐ方法などです。2は集団生活をする上での守らなければならないルールです。人間の場合でも当てはまると思います。

人間で言うなら、お金を稼ぐ方法や商品の買い方などではないでしょうか。挙げればキリがないですが、このコンクリートジャングルを生き抜く方法を教えなければいけないと思います。自立をさせない場合は家から出ることができず、ニートとなり、親のペットとして過ごすようになってしまいます。これでは親の義務を果たしてないばかりか、将来生き抜く方法を知らないので餓死してしまうかもしれません。ちょっと大げさかもしれませんが、これではいけません。

また、この世の中には色々なルールが存在します。憲法であったり、条例や道路交通法、そして家の家訓であったりするかもしれません。まあ、この世の中にも間違ったルールが存在する事もあるでしょうが、その中にいる限りはルールに従う必要があるでしょう。

後は最低限必要な常識や社交性位ではないでしょうか。しかし、言葉では簡単ですが、子供に親の思いはなかなか届かず非行に走ってしまったりすると思います。では、どうすればよいのでしょうか?

信頼関係

子供はとてもピュアな心を持っています。親からの愛情をタップリもらって愛されていると理解している子供が親を裏切り、非行に走るでしょうか?

私はできないのではないかと思います。しかし、それは容易に出来るはずは無く、日々のコミュニケーションから生まれると思います。まずは子供を趣味にして、共有できる趣味などを見つけ、一緒に楽しむのがよいと思います。そして、信頼関係を築いた上でしつけを行えば子供は必ずいう事を聞いてくれます。

嫌いな食べ物を食べない時

嫌いな食べ物などを食べない時でも「食べなければいけない」という姿勢を絶対に崩してはいけません。方針を頻繁に変更しては子供が混乱したり、親の勝手で言っていると思ってしまいます。

2歳にもなれば、食べないといけない理由などを説明すると理解できます。長い時間を掛ければ必ず慣れて食べれるようになるものです。私の子供も初めは美味しくないと感じたら、どの子供も口から食べ物を出しました。

しかし、出した物を毎回、無理やり口をこじ開けて、ねじ込んででも戻し、「食べなさい」と言うだけで泣きながらでも食べます。そして、それを3回も繰り返せば、子供は口から出そうと思っても、また入れられるのがわかっているので絶対に出さなくなります。嫌いな物を残している場合も同様に無理やりでも食べさせれば、そのうちに嫌いな物でも口にもっていくだけで、自ら口を開くようになります。そして、気付いた時にはキライな物は無い、なんでも食べる子供になっています。結局は慣れの問題だと思います。食べなくて困っている方は実践してみてはいかがでしょうか?私の子供はキライな物は無く、納豆やゴーヤ、ピーマン、ニンジンなどどんな物でも食べます。もし、食べない物があったら、口にねじ込みますが・・。(笑)

勉強について

勉強については小学校に上がった時が重要だと思います。机に向かって勉強する方法を親が一緒に実践しないといけないと思います。机に向かって楽しく勉強する癖にしてしまえばいいだけの事だと思います。理解力があまり無くても、努力に勝るものはありません。要するに初めが重要だと思います。

私の子供には、「宿題は怒られる覚悟ができれば、しなくてもいいぞ!」「お父さんは宿題しなかったけど、今考えたら、後で自分で勉強しなおさないといけないから、した方が楽だぞ!今、お父さんが小学生だったら、絶対やるわ」と言ってます。しかし、宿題はするのですが、朝、母親に叩き起こされてしぶしぶやってる姿を見るようになりました。これではダメだと思い、「お前は宿題を最終的にするんだろ?どうせするなら、帰ってすぐにしたらいいじゃないか。すぐにしたら褒められて、後でやったら怒られるんだぞ!同じやるなら帰ってすぐにした方が得だぞ。やることは何も変わらないんだから」と言っておきました。すると次の日から自主的に、帰宅後すぐに宿題するようになりました。習慣になるまでが大変ですが、習慣になると継続してますね。

家庭とは

私は家庭とは小さい社会だと思っています。

子供はまず、家庭内のルールから学習していく事になります。そして、この社会へと進出しますので、私の家庭では移行しやすいようにミニ社会のようになっています。悪い事をすれば、家庭内警察に逮捕され、事情聴取されます。そして、家庭内裁判により判決が下され、刑が執行されます。尻を叩かれる回数を決めるのですが、たまには無罪にもなったりします。このようにルールを守らないといけない事を体感で学習するので、効果的だと私は思ってます。

子供をいじめる

子供を過度にかわいがる親が多いですが、かわいがるだけでは子供の為にはなりません。むしろ、私はたまに子供をいじめます。

なぜかと申しますと、学校や社会ではいじめの標的にされる事もあると思いますので、それに対する教育です。問題が起っても自分で解決できる方法と精神力を養う事ができます。少しずついじめると強くなるのが実感できると思います。いじめてもうまく交わす術を身につけるまでは、親が子供をいじめる必要があるでしょう。

「自分の全てだ」と思うような、かわいい子供でも自殺されては元も子もありません。子供にとっても「不幸な人生」として終わってしまいます。それを予防する為にも、必ず少しはいじめましょう。人生良い事ばかりではありませんので・・。

色々な世界を見せる

そして、子供には色んな世界を見せてあげるのがとてもよい経験になると思います。一人旅をさせたりして、自立心を養えば必ず一人前になると思います。私も小学校の頃から一人で電車に乗ってよく色々な親戚の家に行ったものです。

皆様も子供を育てるのを楽しみにして、子供と共に成長して頂ければと思います。私の教育目標はどんな状況になっても生き抜く術を持ち、立派な家庭を築く男と家庭を守る女にする事です。そして、最低2人ずつは子供を生ませて、後世へのバトンをしっかりと渡すようにしたいです。お金についての教育は特にしっかりして、稼ぎ方や無駄遣いせずに、しっかり運用する能力を学習させる予定です。もちろん、子供が自分からそうなりたいと思うようにそっとマインドコントロールしてます。私の教育プログラムはうまくいくかな?

ニートについて

最近は引きこもり(ひきこもり)やニートと呼ばれ、身体的に働けるのに働かず、家から出ない人も多くなっています。

私はニートになってしまうのは、親に原因があると思います。その原因は労働や勉強をしない子供に食事を与える事だと思います。「働かざる物、食うべからず」を実行せずに、食事を与えてしまうからニートになってしまうのです。私はニートとは、親が子供を私物化しペットとしている、とても異常な状態と考えます。子供を愛しているのだとは思いますが、その愛し方は間違っており、子供の為には全くなっていません。むしろどんどん悪い方向へ親が誘導しているのです。すぐにでも、食事を与えず、家から出してしまう事が本当の愛情だと思います。その場合に上記の1,2の能力があれば、生活していけるでしょう。最低限はこの1、2と国民の三大義務を果たせるように親は子供に教える義務があると私は考えています。